石黒 正数サイン本

| 入手時期 | 2009 年 11 月 14 日 |
|---|---|
| 入手経緯 | 有隣堂横浜駅西口店コミック王国のサイン会 |
| サイン本 | 石黒 正数「それでも町は廻っている」第 6 巻 |
| イラスト | 亀井堂 静 |
有隣堂横浜駅西口店コミック王国のサイン会告知を見て、整理券入手しました(整理券は電話予約のみで、平日にも関わらず開店 30 分で予定枚数 100 枚を終了したそうです)。
サイン会当日の男女比は 9:1 くらいで、女性ファンがもっと多いと思っていたので意外でした。
イラストの書き順は輪郭→眉→目→鼻→口→髪→首→服で、挨拶・イラストに 1 分/為書(宛名)・サイン・日付に 30 秒くらい。
3 時間強のサイン会のうち 40 〜 50 人分くらいを見ていたら(連続ではなく、少し見学しては店内散策の繰返し)、嵐山 歩鳥と紺 双葉が半々/辰野 俊子が 2,3 人/針原 春江が 1 人といったところ。
私が最後の 1 人で「静ねーちゃんをお願いします」と伝えたら、「描けるか自信ないけど、やってみます」との返事でビックリ。
第 5 巻の人気投票で 3 位のキャラクターを希望する人がいなかったとは驚きましたが、後で他の参加者のブログを読むと整列中に係員から「歩鳥と紺先輩のどちらか」と制限があったようです。
私は列には並ばず、「整理券をお持ちの方は、他にいらっしゃいませんか?」と言われて名乗り出たので、それまでの「誰を描きましょうか?」「タッツンをお願いします」などの会話から、主要キャラなら誰でもいいのだろう、と思っていました。
サイン中の私との会話。
- 「亀井さんの古道具屋」だから亀井堂なのではなく、亀井堂という姓
- 最終回まで、要所要所は考えている
- いつ終わるかは、(要所以外の)ネタ切れと少年画報社「ヤングキングアワーズ」編集部次第
ところで、有隣堂は「それでも町は廻っている」第 6 巻の発売を記念して、10 月 30 日から 11 月 23 日まで横浜駅西口店・厚木店・ヨドバシ AKIBA 店・藤沢店で原画展を開催しました。
- 全般
- 完全アナログ原稿(デジタル彩色はカバー折返しに「雷門風太 in 竹工房」とクレジットがあり、本人多忙のため外注と思われる)
- コピーなし→横浜駅西口店 4
- 擬音
- 横浜駅西口店・ヨドバシ AKIBA 店展示分は、原稿に擬音
- 厚木店・藤沢店展示分は、トレーシングペーパーに擬音
- 写植(台詞の活字)以外に切り貼りなし(他のマンガ家では、コマ単位の切り貼りや背景に人物の切り貼りがよくある)
- 横浜駅西口店展示分は、写植あり
- 厚木店・ヨドバシ AKIBA 店・藤沢店展示分は、写植なし
- ホワイトによる修正がほとんどない(椎名 高志サイン原稿はホワイトだらけだが、それが普通)→横浜駅西口店 2,3,9,10/厚木店 1,2,3/ヨドバシ AKIBA 店 1
- 修正以外を目的としたホワイトはある→厚木店 4
- 印刷されない部分にもお遊びがある→横浜駅西口店 1,5,7/藤沢店 1
- 横浜駅西口店:第 6 巻 3 〜 20 ページ(第 43 話「フリーマーケットで歩鳥とキス」)
- 5 ページ 5 コマ目の歩鳥は鼻から下が印刷されていないが、口が 3 の形
- 8 ページ 1 コマ目の建物の柱にホワイト
- 10 ページ 1 コマ目の遠近法の消失点(画鋲の刺し跡)にホワイト
- 11 ページ 2,3 コマ目はコピーではない
- 13 ページ 2 コマ目の女性の足は、印刷されていない太腿で輪切り
- 16 ページ 5 コマ目の真田 広章の右側の箱は、印刷されない部分なのでロボットは省略されて空
- 17 ページ 1 コマ目の歩鳥の頭から毛が 1 本伸びていて、蚊取線香のように渦巻いている
- 17 ページ 2 コマ目のゲームは、「DOOR to DOOR/ゲオボリティーク/ファイナル BOXI(NG?)/マジック & ペン」
- 18 ページ 3 コマ目の集中線の中心(画鋲の刺し跡)にホワイト
- 19 ページ 2 コマ目に、右隣の店の簀の子を描いてホワイト(歩鳥の店は右端なので、右隣はない)
- 集中線の中心点(画鋲の刺し跡)にホワイトなし
- 6 ページ 5 コマ目
- ベタフラや集中線の中心・遠近法の消失点(画鋲の刺し跡)が印刷されない部分なのでホワイトなし
- 5 ページ 2 コマ目
- 10 ページ 7 コマ目
- 15 ページ 5 コマ目
- 18 ページ 2 コマ目
- 真田の服は左腕に白線 2 本だが、16 ページ 6 コマ目・17 ページ 3 コマ目・18 ページ 5 コマ目・19 ページ 1 コマ目は描き忘れ(展示原稿以外では、22 ページ 5 コマ目・24 ページ 4 コマ目も)
- 厚木店:第 6 巻 25 〜 34 ページ(第 44 話「ざっくばらん」)
- 25 ページ扉のムースは、ネズミの顔の下を楕円定規で描いて下半分をホワイト
- 27 ページ 2,3 コマ目は、フキダシと重なる枠線にホワイト
- 33 ページ 4 コマ目の遠近法の消失点(画鋲の刺し跡)にホワイト
- 34 ページ 2 コマ目の歩鳥の髪にホワイト
- 擬音
- トレーシングペーパーに擬音
- 30 ページ 7 コマ目の「カランカラン」
- 31 ページ 4 コマ目の「パタン…」「しーん」
- 原稿に擬音
- 27 ページ 3 コマ目の「ピク」
- 27 ページ 5 コマ目の「ホッ」
- 28 ページ 4 コマ目の「ちま」「ちま」
- 28 ページ 5 コマ目の「ギュッ」
- 29 ページ 1 コマ目の「ぶち」「ばち」
- トレーシングペーパーに擬音
- ベタフラや集中線の中心に画鋲の刺し跡なし
- 27 ページ 3 コマ目
- 29 ページ 1 コマ目
- 31 ページ 1 コマ目
- 真田のネクタイは黒線と白線が入っているが、32 ページ 2,5 コマ目は白線を入れ忘れ
- ヨドバシ AKIBA 店:第 6 巻 71 〜 90 ページ(第 46 話「タイムカプセル」)
- 82 ページ 3 コマ目に、ソファーの後ろの仕切りを描いてホワイト(4 コマ目参照)
- ベタフラや集中線の中心に画鋲の刺し跡なし
- 75 ページ 5 コマ目
- 78 ページ 5 コマ目
- 78 ページ 6 コマ目
- 81 ページ 4 コマ目
- 86 ページ 4 コマ目
- 藤沢店:第 6 巻 164 〜 173 ページ(第 50 話「まぼろしの少年」)
- 164 ページ 6 コマ目の歩鳥は左肘から下が印刷されていないが、手に日本刀
- 擬音
- トレーシングペーパーに擬音
- 165 ページ 3 コマ目の「バーン」
- 166 ページ 1 コマ目の「バッ」
- 166 ページ 2 コマ目の「ばち」
- 166 ページ 3 コマ目の「ゴババー」
- 170 ページ 1 コマ目の「ザパン」
- 172 ページ 4 コマ目の「ゴロゴロ…」
- 172 ページ 6 コマ目の「ドバーッ」
- 原稿に擬音
- 166 ページ 5 コマ目の「ピチ」
- 167 ページ 6 コマ目の「フーン」
- トレーシングペーパーに擬音
- ベタフラや集中線の中心に画鋲の刺し跡なし
- 165 ページ 3 コマ目
- 166 ページ 2 コマ目
- 170 ページ 1 コマ目
- ホワイトなし
第 6 巻の巻末を見ると、「フリーマーケットで歩鳥とキス」は平成 20 年 6 月号/「ざっくばらん」「タイムカプセル」「まぼろしの少年」は平成 21 年 1,3,8 月号が初出なので、平成 20 年後半に擬音の処理を変えたようです。
また、「フリーマーケットで歩鳥とキス」の原稿はベタフラや集中線の中心・遠近法の消失点に画鋲を使っているのに、「ざっくばらん」「タイムカプセル」「まぼろしの少年」では使っていないことから、アシスタントが異なるものと思われます(後者 3 回が同一アシスタントかは不明)。